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仕事から帰ると動けない…ぐったりする原因と今すぐできる対策まとめ

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仕事から帰ると動けない…ぐったりする気持ちを楽にする休み方のコツ解説

仕事から帰ると動けないくらいぐったりしてしまって、夕飯の支度どころかお風呂に入る気力も出ない…

そんな状態が続くと、「これってただの疲れなのか」「仕事から帰ると動けないのは病気なのか」「自分はストレスに弱いのか」と不安になりますよね。

特に、平日はなんとか働けるのに帰宅後は何もできない、休日も疲れて何もできないまま終わってしまうと、「このままでは人生が仕事だけで終わってしまうのでは」と焦りも出てくるかと思います。

主婦として家事育児も抱えている方や、三十代以降で体力の落ち込みを感じている方、もともと繊細で刺激に敏感な気質の人などは、同じ仕事でもぐったりしやすい傾向があります。

さらに、「同僚は残業しても元気そうなのに、自分だけ仕事から帰ると動けないぐったり状態になる」「家族に申し訳なくて、つい『大丈夫だよ』と言ってしまう」といった罪悪感を抱えている方も多いです。

周りと比べて落ち込んでしまうと、疲れているうえに自己嫌悪まで重なって、ますます動けなくなってしまうんですよね。

この記事では、仕事から帰ると動けないくらいぐったりしてしまう状態の背景にある心と体のメカニズム、疲れの限界サインや病気の可能性、ストレスやオーバーワークとの関係を整理した上で、「今日から試せる小さな工夫」と「一度立ち止まったほうがいいサイン」を具体的にまとめていきます。

あなたが「ただ頑張りが足りないから」ではなく、きちんと理由があって動けなくなっていることを理解しつつ、少しずつ帰宅後の時間を取り戻していくためのヒントをお伝えしていきます。

この記事のポイント
  • 仕事から帰ると動けないぐったり状態の正体と主な原因
  • 疲れの限界サインや病気の可能性を見分けるポイント
  • 今日からできる帰宅後五分の回復ルーティンと生活習慣の整え方
  • 仕事を休んだほうがいいサインややめたほうがいいサインの考え方
  1. 仕事から帰るとぐったりして動けない原因の正体
    1. 疲れて何もできない状態とは
      1. よくある「帰宅後ぐったりパターン」
      2. 「怠け」ではなく防衛反応だと理解する
    2. 疲れが限界のサインをチェック
      1. サインが出ているのに無視するとどうなるか
    3. 仕事から帰ると動けないことによる病気の可能性
      1. どの診療科に行けばいい?の目安
    4. ストレスで動けなくなる仕組み
      1. ストレス源を「変えられる/変えにくい」で分ける
    5. 今日からできる簡単セルフチェック
      1. 一日のエネルギー配分を可視化する
      2. 週単位で「疲れの山」を把握する
      3. チェック結果をどう活かすか
  2. 仕事から帰ると動けない・ぐったり状態から抜け出す
    1. 帰宅後5分でできる回復ルーティン
      1. 座り込む前に「やることリスト」を固定する
      2. 深呼吸とストレッチで「仕事モード」をオフにする
      3. 家族がいる場合のひと声ルール
    2. 睡眠と生活リズムを立て直すコツ
      1. 「寝る前一時間スマホをいじらない」は現実的に分解する
      2. カフェインとお酒との付き合い方
      3. 休日の寝だめを減らす
    3. オーバーワークになりやすい人の特徴
    4. 仕事を休んだ方がいいサイン一覧
      1. 「休む」と決めたときの最初の一歩
    5. 仕事をやめたほうがいいサインの基準
      1. いきなり退職ではなく「準備しながら」でもOK
    6. 仕事から帰るとぐったりして動けない状態の改善方法総まとめ

仕事から帰るとぐったりして動けない原因の正体

まずは、「帰宅するとぐったりして動けない状態」が何から来ているのかを整理しておきましょう。

単純な疲労だけでなく、ストレスや自律神経の乱れ、オーバーワーク、さらには心や体の病気が隠れていることもあります。

ここを整理しておくと、「どこまでセルフケアで良いのか」「どこから医療機関に相談すべきか」の線引きがしやすくなります。

一見すると「毎日忙しいし、疲れて当然だよな」と流してしまいがちですが、単なる疲れと、心身の限界が近づいているサインはまったく別物です。

ここをごちゃっとしたままにしてしまうと、本当は休んだほうがいい状態なのに頑張り続けてしまい、ある日突然動けなくなる…というリスクが高くなってしまいます。

疲れて何もできない状態とは

仕事から帰ってきて、「座った瞬間に動けなくなる」「気づいたらソファで寝落ちしている」というのは、多くの人が経験していることです。

ただ、この状態がほぼ毎日続き、家事や趣味はもちろん、シャワーや歯みがきさえおっくうになると、単なる疲れでは片付けられません。

私が相談を受けるケースでは、次のような状況が重なっていることが多いです。

  • 日中は常に気を張っていて、仕事中はフルスロットル
  • 昼休みもパソコンの前で簡単に食事を済ませている
  • 帰りの電車でスマホを見ながら、明日の仕事のことを考えてしまう
  • 睡眠時間が慢性的に短い、または眠りが浅い

こうした生活が続くと、交感神経がフル稼働しっぱなしのまま一気に電池切れを起こし、家に着いたタイミングで「スイッチが落ちる」ように動けなくなります。

体力だけでなく、脳や心のエネルギーも空っぽになっている状態だと思ってください。

よくある「帰宅後ぐったりパターン」

具体的な一日の流れを聞いてみると、次のようなパターンがとても多いです。

  • 朝はギリギリまで寝ていて、身支度も朝食もバタバタ
  • 通勤中もニュースやSNSを追い続けて頭が休まらない
  • 日中は会議や来客対応で座りっぱなし・気を張りっぱなし
  • 帰りの電車で「今日の反省」と「明日の段取り」をずっと考えている
  • 家に着いた瞬間に力が抜けて、そのまま床やソファに倒れ込む

この流れの中に、「完全に力を抜いていい時間」「何もしなくていい時間」がほとんどないんですよね。

体も頭もフル回転のまま一日を走り抜けて、家に着いた瞬間にバッテリーが0%になってしまうイメージです。

「怠け」ではなく防衛反応だと理解する

ここで大事なのは、疲れて何もできない状態は「怠け」ではなく、体と心の防衛反応だという視点を持つことです。

「本当はまだ動けるけど、これ以上動いたら壊れてしまいそうだから、強制的にストップをかけている」ような状態に近いと考えてもらえるとイメージしやすいかと思います。

「疲れて何もできない」という状態自体は誰にでも起こり得るものです。ただ、それがどれくらいの頻度で、どれくらい長く続いているかが重要なポイントになります。

週に一度のぐったりなのか、ほぼ毎日なのか、ここを冷静に見ていくことが、最初の一歩ですよ。

もし「ここ数カ月、平日はほぼ毎日ぐったりで何もできていない」「休日もほとんど寝て過ごしてしまう」という場合は、生活リズムの見直しだけでは追いつかないところまで負荷がかかっている可能性があります。

後のセクションでお伝えするセルフチェックや、仕事の休み方・やめ方のサインも合わせて、じっくり確認していきましょう。

疲れが限界のサインをチェック

「まだ頑張れる」「自分より大変な人もいるし」と、疲れのサインを無視してしまう人ほど、ある日突然プツンと糸が切れてしまいがちです。

ここでは、仕事の疲れが限界に近づいているかどうかをざっくりセルフチェックしてみましょう。

チェックするときのポイントは、「一日だけ」ではなく「ここ最近ずっとどうだったか」を見ることです。

たまたま今週だけ忙しかったのか、ここ数カ月ずっとしんどいのかで、取るべき対策は大きく変わります。

疲れの限界サイン具体的な状態の一例
睡眠の乱れ寝つけない、夜中に何度も目が覚める、朝起きられない
感情の揺れの強さ些細なことでイライラ、涙が出る、不安が止まらない
集中力の低下同じ行を何度も読み返す、簡単なミスが急に増えた
体の不調頭痛やめまい、動悸、胃のムカつきなどが続く
楽しめなくなる好きだった趣味にも手が伸びない、休日もずっと寝ている

これらが複数当てはまり、二週間以上続いている場合は、「疲れが限界に近づいているサインかもしれない」と一度立ち止まったほうが良いラインです。

特に、睡眠の乱れ・体の不調・気分の落ち込みがセットで続いているときは、かなり黄色信号に近いと考えてください。

サインが出ているのに無視するとどうなるか

疲れの限界サインを無視し続けると、次のような流れにハマりがちです。

  • 「たまたま忙しいだけ」と自分に言い聞かせて無理をする
  • ミスや遅れが増えて、さらに残業や自己嫌悪が増える
  • 「自分はダメだ」という思いが強くなり、相談しづらくなる
  • ある日突然、朝起き上がれなくなる・涙が止まらなくなる

ここまで追い込まれてから回復するには、どうしても時間がかかります。

だからこそ、「まだ動けるけど、ちょっとおかしいかも」と感じたタイミングでブレーキを踏むことがすごく大事なんですよね。

ここで紹介しているサインはあくまで一般的な目安です。

持病がある方や、症状が急に悪化した場合は、自己判断で様子を見るのではなく、早めに医療機関を受診してください。

正確な情報は各種公式サイトをご確認のうえ、最終的な判断は必ず専門家にご相談ください。

「自分はどのくらい当てはまるかな」と感じた方は、メモ帳などにチェックした項目を書き出しておくと、後から医師や産業医に相談するときの資料にもなりますよ。

仕事から帰ると動けないことによる病気の可能性

「仕事から帰ると動けないのは病気ではないか」と心配になる方も多いと思います。

実際、帰宅後にぐったりして何もできない状態が長く続く背景には、次のような病気が隠れているケースもあります。

  • うつ病や適応障害:気分の落ち込み、興味や喜びの喪失、眠れない・寝すぎるなど
  • 慢性疲労症候群に近い状態:休んでも取れない強い疲労感
  • 甲状腺機能低下症:だるさ、むくみ、寒がり、体重増加など
  • 貧血:息切れ、動悸、めまい、顔色が悪いなど
  • 睡眠時無呼吸の疑い:いびきが大きい、日中の強い眠気など

ポイントは、「休みの日もずっとしんどい」「好きなことも楽しめない」「体の不調がはっきりある」といったサインが重なっているかどうかです。

単に仕事がハードなだけでなく、土日もほぼ寝て過ごしてしまう、朝から夕方までずっと重だるい、という状態が続く場合は、一度内科や心療内科に相談して検査を受けておくと安心です。

どの診療科に行けばいい?の目安

「病院に行くにしても、どこに行けばいいかわからない」という声もよく聞きます。

ざっくりとした目安は以下の通りです。

  • 動悸・めまい・息切れ・体重の変化など身体症状が目立つ → まずは内科へ
  • 気分の落ち込み・涙もろさ・不安・意欲低下など心の症状が目立つ → 心療内科・精神科を検討
  • いびきが大きい・寝ている間の呼吸の乱れを指摘される → 睡眠外来や耳鼻科など

もちろん、最終的な判断は医師が行うものですし、最初に受診した科が違っていても、必要に応じて別の診療科を紹介してもらえることが多いです。

「どこが正解か」を悩みすぎて受診が遅れるより、気になる症状があるなら早めに一歩踏み出すことのほうがずっと大事だと感じています。

「仕事から帰ると動けないのは自分が甘いからだ」と自分を責め続けると、必要な受診のタイミングを逃してしまいます。

特に、食欲の変化や体重の急な増減、死にたい気持ちなどがある場合は、早めに専門家に相談してください。

病気かどうかを判断するのはあなたではなく医師で良い、というスタンスで大丈夫ですよ。

ストレスで動けなくなる仕組み

仕事のストレスが続くと、「やる気が出ない」「体が鉛のように重い」という感覚が出てきます。

これは気持ちの問題だけでなく、ストレスによって自律神経やホルモンのバランスが乱れ、全身の調子が落ちているサインです。

ストレスの大きな要因は、人それぞれですが、多くの相談を聞いていると次のようなパターンがよく出てきます。

  • 理不尽なクレーム対応や上司の叱責が続いている
  • ノルマや納期プレッシャーで常に追い詰められている
  • 人間関係の気をつかい続けて、職場で心が休まらない
  • 在宅勤務でオンオフの切り替えがうまくいかない

ストレスが強く慢性的になると、脳は「これ以上頑張ると危険だ」と判断し、やる気スイッチを強制的にオフにしようとします。

その現れ方の一つが、仕事から帰ると動けないくらいぐったりする状態です。

ちなみに、厚生労働省の労働安全衛生調査(実態調査)では、現在の仕事や職業生活に関することで強い不安やストレスを感じていると答えた人が5割を超えるという結果も出ています。
(出典:厚生労働省 労働安全衛生調査(実態調査))

つまり、「ストレスでしんどい」のはごく一部の人の問題ではなく、多くの人が抱えているテーマなんですよね。

「気合いでなんとかする」が通用するのは一時的なストレスまでです。

長期間続くストレスは、心と体を守るために「強制シャットダウン」を起こすことがあります。

ストレス源を「変えられる/変えにくい」で分ける

ストレス対策というと、「全部なんとかしなきゃ」と考えてしまいがちですが、現実には変えられることと変えにくいことがあります。

  • 業務の進め方や優先順位のつけ方 → 工夫次第で変えられる部分が多い
  • 上司の性格や会社の風土 → 一人では変えにくい部分が大きい

全部を自分の責任として背負い込まず、「自分でコントロールできる範囲」と「環境として割り切るしかない範囲」を分けて考えるだけでも、少し楽になりますよ。

職場のストレス要因については、「仕事の理不尽は当たり前なのか」をテーマに、構造的な問題と付き合い方を掘り下げた記事も書いています。

理不尽な現場で疲弊していると感じる方は、仕事の理不尽は当たり前と感じてしまう背景と対処法も参考にしてみてください。

今日からできる簡単セルフチェック

「自分はもう限界に近いのか、それとも生活を整えればまだ戻せるのか」をざっくり把握するために、簡単なセルフチェックを用意しました。

紙やメモアプリに書き出しながらやってみてください。

一日のエネルギー配分を可視化する

まずは、起床から就寝までのざっくりしたタイムラインを書き出します。

  • 何時に起きているか、通勤時間はどれくらいか
  • 仕事時間と休憩時間の取り方
  • 帰宅後にしていること(スマホ、ゲーム、家事など)
  • 寝る直前まで何をしているか

これを書き出すだけで、「そもそも睡眠時間が足りていない」「休憩がほとんどない」といった構造的な問題が見えてくることが多いです。

特に、頭を使う仕事をしている人ほど、体は座ったままでも脳のエネルギーはフルに使っているため、想像以上に消耗していることが多いんですよね。

週単位で「疲れの山」を把握する

次に、一週間のうち「特にしんどい曜日」「比較的ましな曜日」を三段階くらいに分けて印をつけてみましょう。

特定の曜日だけ残業が続いている、会議が集中している、といった偏りが見えてきます。

  • ◎=ヘトヘトで何もできない日
  • ○=まあまあしんどいけど最低限はこなせる日
  • △=比較的余裕がありそうな日

カレンダーにマークしていくと、「水曜日だけ会議だらけで毎週ぐったり」「月末になるほど◎が増えている」など、自分なりの疲れパターンがわかってきます。

セルフチェックの目的は、自分を責めることではなく、「どこから手をつければ楽になりそうか」を見極めることです。

完璧に書き出す必要はないので、ざっくりで大丈夫ですよ。

チェック結果をどう活かすか

書き出した結果は、「すぐに変えられそうなポイント」と「一人では変えにくいポイント」に分けてみてください。

  • 睡眠時間・スマホ時間・残業の断り方 → 自分の工夫や周りへの相談で調整しやすい
  • 部署の人員不足・会社全体の残業文化 → 一人では変えにくいので、上司や人事への相談や転職も視野に入れるテーマ

いきなり全てを変える必要はありません。

まずは「ここを変えるだけでも、帰宅後のぐったり感が少しマシになりそう」というところから、一つずつ試していきましょう。

仕事から帰ると動けない・ぐったり状態から抜け出す

ここからは、仕事から帰ると動けない、ぐったり状態を少しずつ抜け出していくための具体的なヒントをまとめます。

「今日からできる小さな工夫」と「これ以上は一人で抱え込まないほうがいいライン」の両方を知っておくことが大切です。

全部を一気に実践しようとすると、それ自体が負担になってしまいます。

気になったもの・やりやすそうなものから一つずつ試していけばOKです。

「これならできそうかな」というものを拾っていく感覚で読んでもらえればと思います。

帰宅後5分でできる回復ルーティン

いきなり生活全部を変えるのはハードルが高いので、まずは「帰宅して最初の五分」に集中してみましょう。

この五分の使い方を変えるだけでも、その後のぐったり感が和らぐケースは少なくありません。

座り込む前に「やることリスト」を固定する

一番おすすめしているのは、帰宅したら座る前にやる三つの行動を決めてしまうことです。

  • コップ一杯の水かお茶を飲む
  • カバンを所定の位置に置く
  • その日の服を脱いで部屋着に着替える

この三つだけやったら、あとは座っても横になってもOK、というルールにしてみてください。

「何から手をつければいいかわからない」と悩む脳のエネルギーを使わずに済みます。

特に、家に着いた瞬間スマホを触る癖がある人は、「スマホは三つ終わってから」と決めておくと、ぐったり→そのままダラダラの流れを断ちやすくなります。

深呼吸とストレッチで「仕事モード」をオフにする

五分あれば、簡単な深呼吸とストレッチも十分できます。

おすすめは、四秒で鼻から吸って、六秒かけて口から吐く深呼吸を五回行うこと。

それに合わせて、首と肩をゆっくり回すだけでも、交感神経が少し落ち着き、「まだ動けるかも」という感覚が戻ってくることがあります。

余裕があれば、足首をぐるぐる回したり、背中を丸めて伸ばしたりするのもおすすめです。

立ったままでも、イスに座ったままでもできる動きでOKなので、「ながらストレッチ」の感覚で気楽に取り入れていきましょう。

家族がいる場合のひと声ルール

家族と一緒に暮らしている方は、「家に着いたら最初の五分は回復タイムにさせてほしい」とあらかじめ共有しておくと、お互いにストレスが減ります。

  • 玄関で「ただいま、五分だけ一人にならせてね」と宣言する
  • 子どもには、「タイマーが鳴るまで待っててね」と分かりやすく伝える

短い時間でも、「回復のための五分」を確保できると、その後の家事やコミュニケーションの質も上がりやすくなります。

小さいことに見えますが、こういう工夫の積み重ねが、長い目で見ると大きな差になるんですよね。

この五分ルーティンを「帰宅後の儀式」として習慣化すると、ソファに直行して一時間経っていた…というパターンから少しずつ脱出しやすくなります。

睡眠と生活リズムを立て直すコツ

仕事から帰ると動けないくらいぐったりしてしまう背景には、ほぼ例外なく睡眠の問題があります。

睡眠時間が足りていないか、時間は足りていても質が低いか、そのどちらかです。

「寝る前一時間スマホをいじらない」は現実的に分解する

よく言われるように、寝る前のスマホは睡眠の質を落としやすいのですが、いきなりゼロにするのは現実的ではありません。

そこで、次のように分解して考えるのがおすすめです。

  • ベッドに入ってからのスマホだけ禁止にする
  • 代わりに、紙の本やマンガ、音声コンテンツに切り替える
  • どうしてもスマホを触りたいなら、寝る一時間前までと時間を決める

ポイントは、「自分が守れそうなルール」を決めることです。

守れないルールを作って自己嫌悪になるのは逆効果なので、ゆるめのマイルールから始めましょう。

カフェインとお酒との付き合い方

意外と見落とされがちなのが、カフェインとお酒の影響です。

  • コーヒー・エナジードリンクは、できれば寝る6時間前までに切り上げる
  • 「寝酒」は眠りを浅くするので、量や頻度を見直す

いきなりゼロにしなくても、「夕方以降はデカフェにする」「平日の晩酌を半分の日数にしてみる」など、小さな調整でも変化が出ることがありますよ。

休日の寝だめを減らす

休日にお昼過ぎまで寝てしまうと、体内時計が乱れ、結果的に平日の夜も眠りづらくなります。

いわゆる休日無気力症候群のように休みの日ほど動けなくなるパターンが続くときは、以下のような「ほどほどに整える」意識が大事です。

  • いつもより一〜二時間遅い程度の起床にとどめる
  • 昼寝は二十分程度までにする
  • 午前中に一度、外の光を浴びる

完璧な生活リズムを目指す必要はありません。

「昨日より少しだけ整ったら合格」くらいの感覚で続けるほうが、結果的に長続きします。

睡眠の悩みが長く続く場合は、生活習慣だけでなく睡眠障害が隠れていることもあります。

強い眠気やいびき、寝ている間に呼吸が止まっていると言われたことがある場合は、自己流で対処し続けず、睡眠の専門外来などへの相談も検討してください。

オーバーワークになりやすい人の特徴

同じ仕事量でも、オーバーワークになりやすい人と、うまくガス抜きしながら働ける人がいます。

後者の人と比較して自分を責めてしまう方も多いのですが、特徴を知っておくと「まずはここから気をつけよう」が見えてきます。

  • 断るのが苦手で、頼まれごとをすべて引き受けてしまう
  • 完璧主義で、細部にまでこだわりすぎて時間をかけすぎる
  • 「迷惑をかけたくない」が口グセで、相談やヘルプを出せない
  • 自己肯定感が低めで、「頑張らないと認めてもらえない」と感じやすい
  • 仕事が好きで、無自覚に働きすぎてしまう

私が見てきた中で特に多いのは、「責任感が強くて、周りの期待に応えようとしすぎるタイプ」です。

このタイプは、最初は評価も高く仕事も任されやすいのですが、気づいた頃にはオーバーワークの中心人物になっていることが少なくありません。

やりがちな口グセ隠れた本音
「私がやった方が早いから」人に任せて嫌われたくない、迷惑をかけたくない
「このくらい普通ですよね」自分のしんどさを認めるのが怖い
「忙しいのはありがたいこと」本当は休みたいけど弱音を吐けない

「頑張り屋だからこそ、倒れる前にブレーキを踏む必要がある」という視点を持てるかどうかが、長く働き続けるうえで大きな分かれ目になります。

オーバーワークで潰れてしまうメカニズムについては、別記事で「仕事ができる人ほど潰れやすい理由」を整理しています。

心当たりがある場合は、仕事ができる人の潰れる理由と守り方も合わせて読んでみてください。

仕事を休んだ方がいいサイン一覧

真面目な人ほど、「これくらいで休んだら迷惑だ」「有休は取らないほうが偉い」という思い込みを抱えがちです。

ただ、心身の不調が一定ラインを超えているときに無理を続けると、その後の回復に何倍もの時間がかかってしまいます。

私が「ここまで来たら一度仕事を休んだほうがいい」と考えるサインは、次のようなものです。

  • 朝、体が動かず、涙が出て出勤できない日が増えている
  • 電車や職場を想像しただけで動悸や吐き気がする
  • ほとんど眠れていない、または逆に一日中眠気が取れない
  • 趣味や食事など、何をしても楽しいと感じられない
  • 「消えてしまいたい」「いっそ事故にあえば」などの考えがよく浮かぶ

これらの仕事 休んだ方がいいサインが複数当てはまる場合は、ただちに専門家への相談を検討してください。

会社の産業医や人事、外部の心療内科・精神科など、あなたの体と心を守るために頼っていい窓口です。

正確な制度や手続きについては、勤務先や公的機関の公式サイトを必ず確認し、最終的な判断は専門家と一緒に行ってください。

「休む」と決めたときの最初の一歩

いざ休むと決めても、「なんて会社に伝えればいいのか」「同僚にどう思われるか」が怖くて一歩が踏み出せないことも多いです。

そんなときは、以下の2つだけでも検討してみましょう。

  • まずはかかりつけ医や心療内科で今の状態を説明し、診断書が必要か相談する
  • 会社への連絡は、「体調不良のため医師から休養を勧められた」という事実だけをシンプルに伝える

理由を事細かに説明しなくてはいけないわけではありません。

「休んでいい」と自分に許可を出すこと自体が、回復に向けた大きな一歩だと考えてもらえたらうれしいです。

「一日休んだくらいで何も変わらない」と感じるかもしれませんが、実際には「休んでいい」という体験そのものが、心の安全確保につながります。

仕事をやめたほうがいいサインの基準

次に、「この職場はやめたほうがいいかもしれない」というサインについても触れておきます。

転職ブログの運営者として、私は「転職=正解」だとはまったく思っていませんが、それでも環境を変えたほうが心身の安全が守れるケースは確実に存在します。

代表的な仕事をやめたほうがいいサインを挙げると、次のようなものがあります。

  • 恒常的に法律ギリギリかそれ以上の残業や休日出勤が続き、改善の見込みがない
  • パワハラやいじめに近い言動が常態化している
  • 体調不良やメンタル不調を訴えても、「根性が足りない」で片付けられる
  • 安全に関わる不正や隠蔽など、価値観的にどうしても受け入れられないことがある
  • このまま続ける未来を想像すると、希望より絶望のほうが明らかに大きい

「やめたい」気持ちが出ること自体は悪いことではありません。

その気持ちを一度紙に書き出して、「仕事内容がつらいのか」「人間関係がつらいのか」「会社の文化そのものが合わないのか」を整理していくと、転職か部署異動か、あるいは働き方の調整で済むのかが見えやすくなります。

いきなり退職ではなく「準備しながら」でもOK

仕事 やめたほうがいいサインに当てはまっているからといって、明日すぐ退職届を出さなければならないわけではありません。

体力やメンタルの残量、お金の状況、家族の事情など、人によってベストなスピードは違います。

  • まずは情報収集として転職サイトに登録してみる
  • キャリアカウンセラーや転職エージェントに話を聞いてみる
  • 社内異動や勤務形態の変更ができないか、人事に相談してみる

こうした「準備しながら様子を見る期間」を挟むだけでも、心に少し余裕が生まれます。

「いつでも動ける選択肢を持っている」と感じられるだけで、今の職場でのストレスが軽くなることもよくありますよ。

決断に迷っている場合は、信頼できる友人やキャリアカウンセラー、転職エージェントなど、第三者の視点も取り入れてみてください。

仕事から帰るとぐったりして動けない状態の改善方法総まとめ

最後に、仕事から帰ると動けない・ぐったり状態から抜け出すためのポイントを簡単に振り返っておきます。

  • ぐったりして動けないのは「根性不足」ではなく、心身の防衛反応であることが多い
  • 疲れの限界サインや、仕事から帰ると動けない 病気の可能性を押さえておくと、休むべきタイミングが見えやすくなる
  • 帰宅後五分のルーティンや睡眠・生活リズムの見直しは、今日からできる現実的な一歩
  • オーバーワークになりやすい人 特徴を知り、「頑張り屋ほどブレーキが必要」と理解しておく
  • 仕事 休んだ方がいいサインと仕事をやめたほうがいいサインを知り、一人で抱え込まず専門家や周囲に相談する

ここでお伝えした内容は、あくまで一般的な目安と私自身の経験・取材に基づく考え方です。

健康状態や働き方、会社の制度は人それぞれ大きく異なります。

正確な情報は各種公式サイトや就業規則を必ず確認し、医師や産業医、キャリアの専門家などにも相談しながら、あなたにとって一番納得できる選択肢を一緒に探していきましょう。

仕事から帰ると動けないぐったりした日々が続いていると、「一生このままなんじゃないか」と感じてしまうかもしれません。

でも、生活の中で変えられるポイントと、環境として見直したほうがいいポイントを切り分けていけば、少しずつでも確実に楽になる道はあります。

このブログでは、働き方や転職、メンタルケアを軸に、同じように悩む人が一歩前に進める情報を発信しています。

一人で抱え込まず、ゆっくり一緒に抜け道を探していきましょう。

この記事を書いた人

国立大学を卒業後、2022年から2025年まで市役所に勤務。
行政現場で働く中で、「働き方」や「キャリアの多様性」に強い関心を持つようになる。

現在はフリーライターとして独立し、仕事・転職・キャリア形成に関する実践的な情報発信を行っている。
特に、労働政策やキャリア教育、公的機関の統計データをもとにした「根拠ある記事制作」を得意とする。

「働く悩みを、行動のきっかけに変える」
をテーマに、現場のリアルと信頼できるデータを結びつけ、
働く人が前向きにキャリアを考えられる情報を届けています。

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