「転職を有利に進めたいけれど、資格は本当に必要なのだろうか?」
転職を考える上でこのような疑問が浮かんだ人は多いのではないでしょうか。
結論として、資格は転職活動において強力な武器になります。知識やスキルを客観的に証明できるうえに、採用担当者に「意欲」や「向上心」を伝えられるからです。
一方で、資格選びを間違えると時間や労力が無駄になってしまう可能性もあります。どの資格を取るべきか、どのくらいの勉強が必要かを把握しておくことが大切です。
この記事では、転職を有利にする資格について以下のポイントを解説します。
- 資格を取ることで転職が有利になる理由
- 資格を取る前に考えておきたいこと
- 一般的に転職で有利になる資格5選
- 営業職の転職で有利になる資格5選
- 事務職の転職で有利になる資格5選
- IT・技術職の転職で有利になる資格5選
- 外資系の転職で有利になる資格5選
読み終えるころには、自分に合った資格と学習の進め方が分かり、転職活動に自信を持って臨めるようになるでしょう。

資格勉強を考えている方は、ぜひ最後まで見ていってください!

資格を取ることで、転職は有利になる!

資格はその分野に関する基礎知識やスキルを客観的に証明できます。
特に未経験転職では、履歴書や職務経歴書に記載する資格があれば、採用担当者に転職への本気度を伝えられるでしょう。
未経験でIT業界に挑戦したい人が「基本情報技術者」を取得していれば、学ぶ姿勢や基礎力を評価してもらえます。
営業職を目指す人なら「ビジネス実務法務検定」を持っていれば、取引先との契約対応で即戦力になると判断されるでしょう。
資格は、知識やスキルを裏付けるだけでなく、転職に対する姿勢もアピールできます。結果として、選考を有利に進められる大きな要素になるのです。

自分にとって納得のいく転職をするために、資格は取得しておきたいですね!
資格を取る前に考えておきたいこと3選

資格は転職活動を有利にする強力な武器ですが、何でも取ればいいというわけではありません。
目的や学習時間を見誤ると、逆に転職活動が滞ることもあります。
ここでは資格取得に取り組む前に考えておきたい以下の3つのポイントを紹介します。
- 希望する職種・業界に合った資格を選ぶ
- 資格の難易度や必要な勉強時間を知っておく
- 資格取得までの期間を決める

転職活動と資格取得を並行して進めるためにも、最後まで見ていってください!
希望する職種・業界に合った資格を選ぶ
資格は自分の目指す職種や業界に直結するものを選ぶべきです。
取得した資格が、どのように役に立つかを説明しやすくなります。
営業職を希望するならビジネス実務法務検定、IT業界なら応用情報技術者など、業界に合った資格を選ぶことでアピール効果が高まるでしょう。
転職したい業界を決めてから資格勉強を始めてください。

資格は自分がやりたい仕事にも直結します。
資格の取得に必要な勉強時間を知っておく
資格の取得に必要な勉強時間は把握しておきましょう。
難易度が高いほど、企業からの評価は高くなります。
しかし転職活動を優先させたい場合、勉強時間はそこまで取れません。
自分のライフスタイルや転職の時期を考え、実現可能な資格を選ぶようにしましょう。
転職活動の期間については、下記の記事も見てみてください。

転職と資格、優先させたいのはどちらか考えておきましょう!
資格取得までの期間を決める
いつまでに資格を取るか、期間を明確にしましょう。
期間を定めないと勉強のメリハリが生まれず、転職活動が遅れてしまう可能性があります。
試験日をゴールに設定し、逆算して計画的に学習を進めることで、資格取得と転職活動をバランスよく進められるでしょう。
転職活動のために資格取得をするのであれば、期間を決めることを忘れないでください。

勉強のメリハリをつけるためにも、資格取得の期間は決めておきましょう!
一般的に転職で有利になる資格5選

転職市場で評価されやすい資格はいくつか存在します。
ここでは、業界や職種を問わずに役立つ以下の5つの資格を紹介します。
- TOEIC
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- 社会保険労務士(社労士)
- ファイナンシャル・プランナー(FP)
- 日商簿記
勉強時間の目安もあわせて記載しているので、自分に合ったものを選ぶ参考にしてください。

迷ったらコレ!といえる資格を書いています!
TOEIC
TOEICは、英語によるコミュニケーション能力を客観的に把握できる試験です。
商社やグローバル展開をしている企業では、TOEICスコアは採用基準の一つになるでしょう。
外資系企業や大手企業では700点以上といった基準を設定している場合もあります。
TOEICは日常的に勉強を続け、点数を維持しましょう。
勉強時間の目安 | 600~700点…950時間程度 700~800点…1,100時間程度 800~900点…1,500時間程度 900点以上…1,700時間程度 |

高得点を狙うなら、英語の勉強を習慣にする必要がありますね!
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、WordやExcelなどのオフィスソフトを使いこなせることを証明する資格です。
多くの企業で必要とされるスキルなので、事務職や営業職で役立ちます。
ただしオフィスソフトは専門の資格がなくても扱えるため、なくても大丈夫だと思われる可能性があるでしょう。
業務の効率化やプレゼンテーションの作成など、MOSを実務でどう活かせるかアピールできると効果的です。
勉強時間の目安 | 一般レベル…40時間程度 上級レベル…50時間程度(一般レベルに合格してから) |

取得すれば、実際の業務でも役に立つ資格です!
社会保険労務士(社労士)
社労士は、人事労務や社会保険の知識を証明する国家資格です。
総務や法務などのバックオフィス系職種で即戦力として高く評価される資格です。
しかし合格率は6.9%と低く(※)、長期的な学習が必要になります。
計画的に勉強する覚悟があれば、キャリアアップにつながる強力な武器となるでしょう。
勉強時間の目安 | 約800時間~1,000時間程度 |
合格率 | 6.9%(※) |
※参考:厚生労働省「第56回社会保険労務士試験の合格者発表」

難易度が高い分、企業からの需要は高い資格です!
ファイナンシャル・プランナー(FP)
ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人のお金にまつわるライフプランを立てるための知識を証明する資格です。
金融業界や保険業界だけでなく、不動産業界など取得すれば多様な業界で活かせます。
2級以上であれば企業から高く評価されますが、比較的短期間で取得できるでしょう。
転職活動と資格取得を同時に進めるなら、おすすめの資格です。
勉強時間 | FP3級…50~100時間程度 FP2級150~300時間程度 FP1級450~600時間程度 |
合格率 | 1級:82.4%(2024年9月) 2級(学科):44.4%(2025年1月) 2級(実技):56.5%(2025年1月 3級(学科):85.4%(2024年10月~2025年2月) 3級(実技):85.6%(2024年10月~2025年2月) (※) |
※参考:日本FP協会「FP技能士の取得者数及び試験結果データ」

日常的なお金の扱いにも役に立ちます!
日商簿記
簿記は、企業のお金の流れを理解できる力を示す資格です。
経理や会計職を目指す人はもちろん、営業や企画職でも財務状況を読み解ける力は重宝されます。
2級以上を取得すれば、転職市場での評価が高まるでしょう。
勉強時間をそれなりのため、転職活動を考えたら取得しておきたい資格の一つといえます。
勉強時間 | 3級…100時間程度 2級…300~350時間程度 1級…500~700時間程度 |
合格率(2025年6月8日統一試験) | 1級…14.0% 2級…22.2% 3級…42.4%(※) |
※出典:日本商工会議所「受験者データ」

簿記は多くの人に人気の資格ですね!
営業職の転職市場で有利な資格5選

営業職は成果やコミュニケーション力が重視されるため、「資格は必要ない」と思われがちです。
しかし、実は営業に関連する資格を取得しておくことで、知識や専門性を示し、他の応募者との差別化につながります。
ここでは営業職の転職に役立つ代表的な以下の5つの資格を紹介します。
- 営業士
- 中小企業診断士
- 宅地建物取引士(宅建)
- 税理士
- ビジネス実務法務検定

営業職に転職したい方は注目してください!
営業士
営業士は、営業理論や実務スキルを体系的に学べる資格です。
取得していれば「営業に本気で取り組みたい」という姿勢をアピールできます。
初級であれば勉強時間3~6時間程度(※)と手軽に取得可能です。
営業未経験の転職希望者は、取得しておきたい資格といえるでしょう。
勉強時間 | 初級…3~6時間程度(※) 中級…不明 マスター…不明 |
合格率 | 初級…75~80%(※) 中級…不明 マスター…不明 |
※出典:日本営業士会「営業士FAQよくあるご質問」

理論的な部分だけでなく、実践的な部分にも重きを置いている資格です!
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営に対して診断や助言をするための知識を有することを証明する国家資格です。
経営コンサルティングに関する唯一の国家資格で、コンサルティング業界での需要が高いです。
独立開業をする場合も、会社に勤務する場合もサラリーマンの平均年収を上回る収入が期待できます。
難易度は高いですが、長期的にキャリアを築きたい方には大きな強みになるでしょう。
勉強時間 | 1,000~1,500時間程度 |
合格率(令和6年度) | 第1次試験…27.5% 第2次試験…18.7%(※) |
※出典:一般社団法人 中小企業診断協会「中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移」

日本は9割以上が中小企業なので、かなりのニーズがあります!
宅地建物取引士(宅建)
宅地建物取引士(宅建)は、不動産取引の専門知識を持つことを証明する国家資格です。
資格を持っていないとできない独占業務があり、企業から重宝されるでしょう。
不動産業界だけでなく金融や建設業など幅広い業界で評価される資格です。
合格率は18.6%低めですが(※)、取得できれば転職活動で役に立ちます。
勉強時間 | 300~400時間程度 |
合格率(令和6年度) | 18.6%(※) |
※出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「試験実施概況(令和6年度以前10年間)」

独占業務があるのは、医者や美容師などと同じですね!
税理士
税理士資格は、税務や会計の専門性を示す資格です。
営業職で財務的な提案を行う場面では信頼性が増し、他の転職希望者との差別化ができるでしょう。
しかし、取得難易度は非常に高いです。
本格的にキャリアの軸を会計やコンサルに置きたい人に適しています。
勉強時間 | 2,000時間~4000時間 |
合格率(令和6年度) | 16.6%(※) |
※出典:国税庁「令和6年度(第74回)税理士試験結果」

勉強時間が長い分、取得できれば一生モノの資格です!
ビジネス実務法務検定
ビジネス実務法務検定は、契約や法律知識を証明できる資格です。
営業活動では契約や取引に関わる場面が多いため、トラブル防止や顧客からの信頼獲得につながります。
企業の損失を防ぐ効果があるため、企業からの評価も高まるでしょう。
勉強時間も比較的短く、実務と並行して取得しやすいのが魅力です。
勉強時間 | 3級…45~60時間程度 2級…60~90時間程度 1級…200~250時間程度 |
合格率 | 3級…57.6%(令和7年度) 2級…35.4%(令和7年度) 1級…16.6%(令和6年度) |
※出典:東京商工会議所「ビジネス実務法務検定試験とは」

法律に関する知識があると、重宝されます!
事務職の転職市場で有利な資格5選

事務職は人気の高い職種である分、採用担当者は応募者のスキルを客観的に判断できる資格を重視する傾向があります。
資格を取得しておけば、転職活動で大きなアドバンテージになるでしょう。
ここでは、事務職への転職で役立つ資格を5つご紹介します。
- 行政書士
- 司法書士
- キャリアコンサルタント
- 秘書検定
- 医療事務検定

人気が高い職種では、資格をアピールしてライバルと差をつけたいところですね!
行政書士
行政書士は、公的な書類作成や申請手続きを扱える国家資格です。
企業の総務や法務の分野で高い評価を得られるため、事務職志望者にとって大きな強みとなります。
求人サイトでも行政書士を要件としている求人情報は多く、需要は高いです。
合格まで時間はかかりますが、取得すれば企業に強いアピールができるでしょう。
勉強時間 | 1,000時間程度 |
合格率(令和6年度) | 12.9%(※) |
※出典:一般財団法人行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」

公務員は17年以上の実務経験があれば、行政書士の資格を手にできるんですよ!
司法書士
司法書士は、法律に基づいた登記や契約関連の業務に携われる国家資格です。
法務関連の事務職で求められることが多く、難易度の高さからも専門性を証明できます。
企業の法務部などで活躍できるため、需要も高いです。
合格率は約5.3%と低いですが(※)、取得できれば転職市場で強力なアピールポイントになるでしょう。
勉強時間 | 3,000時間程度 |
合格率(令和6年度) | 約5.3%(※) |
※出典:法務省「令和6年度司法書士試験の最終結果について」

かなりの勉強時間がかかるので、取得するならその道のキャリアに進む覚悟を決めましょう!
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは、労働者のキャリア支援に関する専門知識を持つ国家資格です。
人材業界や人事部門の事務職で評価されやすく、幅広い企業で活かせます。
ただし業務独占資格ではないため、取得の目的や活用方法を明確にしておく必要があります。
面接ではキャリアコンサルタントの強みを話せるようにしておきましょう。
勉強時間 | 250時間程度 |
合格率(第29回試験) | 58.5%(※) |
※出典:特定非営利活動法人日本キャリア開発協会「第29回キャリアコンサルタント試験 試験結果」

転職ブログの管理人としては、最も興味があります!
秘書検定
秘書検定は、ビジネスマナーや一般常識を備えていることを示せる資格です。
秘書としての業務だけでなく、事務、接客、カスタマーサービスなど、幅広い業務に知識を応用できます。
2級以上を取得していれば、書類選考でも有利になるでしょう。
ビジネスマナーの学びなおしとして、取得しておきたい資格です。
勉強時間 | 2級…20~70時間程度 準1級…60~180時間程度 1級…150時間以上 |
合格率 | 2級…61.5%(2025年2月9日) 準1級…44.9%(2024年11月17日) 1級…26.7%(2024年11月17日) (※) |
※出典:ビジネス系検定「秘書検定 受験者状況」

社会人としてのマナーを学びなおすにはもってこいですね!
医療事務検定
医療事務検定は、医療事務業務全般に関する基礎的な知識と技術を証明する資格です。
病院やクリニックなど、医療業界への転職を目指す場合に役立ちます。
合格率が約90%と高いため(※)、転職活動と並行して取得しやすい点も魅力です。
医療業界の事務職を目指す場合は取得しておきましょう。
勉強時間 | 200時間程度 |
合格率 | 約90%(※) |
※出典:日本医療事務協会「医療事務検定試験とは」

転職先の幅を広げるのに役立つ資格ですね!
IT・技術職の転職市場で有利な資格5選

ITや技術系の仕事は専門知識が求められます。
資格を持っていることが強いアピール材料になるでしょう。
ここでは、IT・技術職の転職で幅広く活用できる以下の5つの資格を紹介します。
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- 情報処理安全確保支援士
- ウェブデザイン技能検定

IT・技術職は数多くの人材が求められていますよ!
ITパスポート
ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を幅広く証明できる国家資格です。
未経験からIT業界に挑戦したい人は取得しておけば、応募時に企業から「基礎理解がある」と判断してもらえます。
「基本情報技術者」や「応用情報技術者」などの上位資格へのステップアップにもつながるでしょう。
IT業界への転職を目指すなら、最初に取得しておきたい資格といえます。
勉強時間 | 180時間程度 |
合格率 | 48.8%(令和7年8月)(※) |
※出典:ITパスポート試験「試験結果」

IT業界への転職を目指すなら取っておきたい資格ですね!
基本情報技術者
基本情報技術者は、ITエンジニアとして必要な基本知識やスキルを示す国家資格です。
一定レベル以上の技術者は慢性的な人手不足であり、多くの企業が求めています。
取得すればIT業界だけでなく、一般の企業でも重宝されるでしょう。
幅広い業界で活かせるITスキルを身につけるために、基本情報技術者は取得しておきたい資格です。
勉強時間 | 200時間程度 |
合格率 | 約41.7%(令和7年8月)(※) |
※出典:独立行政法人情報処理推進機構「統計情報(基本情報技術者試験)」

ITパスポートよりも高い評価が得られる資格です!
応用情報技術者
応用情報技術者は、ITマネジメントやシステム設計の高度なスキルを証明する資格です。
基本情報技術者よりも高度なITの知識があると証明できるため、、企業からはさらに重宝されるでしょう。
IT業界で高いキャリアを目指す人にとっては、キャリアアップの強力な武器になります。
ただし必要な勉強時間は多いため、計画的な勉強が欠かせません。
勉強時間 | 500時間程度 |
合格率 | 約22%(令和7年度)(※) |
※出典:独立行政法人情報処理推進機構「統計情報(応用情報技術者試験、硬度試験、情報処理安全確保支援士試験)」

取得すればIT業界でのキャリアが開かれますね!
情報処理安全確保支援士
情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティの専門知識を証明できる国家資格です。
情報セキュリティ人材の需要は高まっており、IT業界だけでなく金融や製造業など多様な業界でも強く求められています。
専門性の高さから高評価を得やすい資格です。
しかし、合格率は19%と高くないため、長時間の勉強が必要になると覚えておきましょう。
勉強時間 | 600時間程度 |
合格率 | 約19%(※) |
※出典:独立行政法人情報処理推進機構「統計情報(応用情報技術者試験、硬度試験、情報処理安全確保支援士試験)」

情報セキュリティは、ニュースでも話題になっていますよね!
ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定は、Web制作やデザインに関するスキルを証明できる資格です。
取得すればWeb業界への転職や、副業のきっかけになるでしょう。
ただし、ウェブデザイン技能検定は業務独占資格ではないため、必要ないと企業に思われる可能性があります。
実際にWordPressのサイトを作成するなど、実績と合わせてアピールすると効果的です。
勉強時間 | 3級…30時間程度 2級…200~300時間程度 1級…300~500時間程度 |
合格率 | 3級…約66.9%(令和6年度) 2級…約39.9%(令和6年度) 1級…約64%(令和5年度) (※) |
※出典:特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会「ウェブデザイン技能検定技能士資格取得状況」

実際に何ができるのかというのは重要な視点ですね!
外資系の転職市場で有利な資格3選

外資系企業への転職では、専門分野における国際的な資格を持っていると強力なアピールになります。
いずれも英語力が必要になりますが、取得しておけば大きな強みになるでしょう。
ここでは、外資系転職を目指す人に特におすすめの資格を3つご紹介します。
- 米国公認会計士
- 国連英検(国際連合公用語英語検定試験)
- 国際秘書検定(CBS)

グローバルに展開している外資系企業は、年収アップも期待できますね!
米国公認会計士(USCPA)
USCPAは、アメリカ各州が認定する国際的な会計資格です。
グローバルに通用する会計実務スキルを証明でき、監査法人や外資系コンサルで高く評価されます。
難易度は高いものの、取得すれば年収アップやキャリアの幅を大きく広げられる資格です。
取得する場合は、TOIECの勉強も並行して進めていきましょう。
勉強時間 | 1,000~2,000時間程度 |
合格率 | 合格率40%~60%(※) |
※参考:公認会計士資格スクール「USCPA試験の難易度を解説!『合格率が高い=簡単』ではない?」

日本の公認会計士試験よりも勉強時間は少なくて済みますね!
国連英検(国際連合公用語英語検定試験)
国連英検は、英語力に加えて国際問題に関する知識も問われる試験です。
語学力があるだけでなく、国際的な視点を持つ人材として企業から評価されます。
取得すれば外資系企業全般の転職に活かせるでしょう。
難易度は高いため、日常的に英語の勉強を進める必要があります。
合格に必要なTOEIC点数の目安 (2008年度~2010年度第1回試験までの統計) | B級…752.55点 A級…918.74点 特A級…967.78点 (※) |
※出典:公益財団法人日本国際連合協会「国連英検:試験概要」

海外企業と取引をするうえで役に立つ資格といえますね!
国際秘書検定(CBS)
国際秘書検定は、秘書業務を英語で遂行できるスキルを証明する資格です。
語学力と実務能力を兼ね備えた人材として企業から評価されます。
秘書業務だけでなく国際的なビジネスコンサルタントや人事、総務部門など、幅広いキャリアが開かれるのが魅力です。
秘書職に限らず、幅広い国際ビジネスの場面で活かせるでしょう。
英語力や知識の目安 | プライマリー試験…TOEIC500点、秘書検定2級~準1級程度 |
合格率 | プライマリー試験…32.2% ファイナル…23.4% (※) |
※出典:一般社団法人日本秘書協会「2019年度(第41回)CBS(国際秘書)検定試験のご案内」

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(出典:X)
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(出典:X)
8月から大原簿記で簿記の勉強をスタートするよ。あと、オンスク.jpでファイナンシャルプランナー3級の勉強をすることにしたよこれからも色んな資格にチャレンジしていきたいです(一部省略)
(出典:X)
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